愛

ジャド・アパトー製作映画『ビッグ・シック』が、来年2月23日（金）より公開されることが決定した。本作は、パキスタン出身のアメリカ人コメディアンのクメイル・ナンジアニが、“異文化結婚”の前に立ちはだかる数々のトラブルと騒動を、愛と笑いで乗り越えた実話を基にしたヒューマンドラマ。
全米でたった5スクリーンから始まった本作は、口コミにより2600スクリーンにまで拡大。また、近年注目を集める映画祭サウス・バイ・サウスウェスト（SXSW）での観客賞をはじめ、ロカルノ映画祭（観客賞）、ナンタケット映画祭（観客賞）、国際オンラインシネマ賞（助演女優賞　ホリー・ハンター）など、多数の映画賞を受賞している。
パキスタンで生まれシカゴに移住したコメディアンのナンジアニは、アメリカ人大学院生のエミリーと交際中。ある日、同郷の花嫁しか認めない厳格な母親に言われるまま、見合いをしていたことがエミリーにバレて、ふたりは破局を迎える。ところが数日後、エミリーは原因不明の病で昏睡状態に。ナンジアニが病院に駆けつけると、彼がエミリーを傷つけたことに腹を立てている両親テリーとベスに出会う。最初はベスから敵意を向けられるナンジアニだったが、彼らのエミリーへの深い愛に心を動かされ、自分にとってもエミリーがいかに大切な存在かに気付いていく。果たして、エミリーは目覚めるのか？
なお、ナンジアニとエミリー本人たちが、共同で脚本を執筆しており、ナンジアニは自ら主演も務めている。
『ビッグ・シック』
来年2月23日（金）よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国順次ロードショー